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2019年 11月 27日 孤独の良さ

こんにちは!明治大学文学部文学科の森優翔です。暗くなるのが早くなってきましたね。4限が終わって校舎を出ると、他の校舎の明かりがいい感じに残っていて、クリスマスの訪れを感じました。恐らくクリスマスは予定があります。まだ決まっているわけではありませんが、恐らく入ります。きっと誰かとイルミネーションを見ていると思います。

今回のテーマは「受験時代のライバル」についてです。他の担任助手の皆さんが、「ライバルがいたから頑張れた」や「ライバルから刺激を受けた」と言っていました。皆さんにとって、ライバルの存在は大きいでしょうか。

僕は受験生時代、ライバルがいませんでしたというのも、東進には友達がいませんでした。他の人がどれくらいやっているかや何点取っているかを知りませんでした。なので、刺激を受けたり、切磋琢磨したり、時には支え合うこともありませんでした。どんなときも一人でした。

皆さんは一人だと辛いですか?僕にとってライバルがいないことは、とてもありがたかったです。僕はかなり他の人の影響を受けやすいです。自分ではかっこいいと思っていても、他の人がダサいと言えば、「確かに言われてみればダサいかも」とコロコロ自分の意見が変わってしまう人でした。受験時代にライバルがいたら、その人がやっていること、それはもしかしたら自分には合わないことだとしても、積極的にやってしまったかもしれません。僕はあまり身体が丈夫な方ではないですが、他の人が深夜まで勉強をしていたらそれに合わせて勉強をして、結果身体を壊していたかもしれません。あまり他人と競うことも好きではありません。勝っても何も得られないのに、負けたら何かを失った気がして、デメリットしかないなと僕は考えていました。誰かと切磋琢磨することは、僕には不向きすぎました。

一人で勉強していたので、どういう風に勉強したら効率が良いか考えなければなりませんでした。自分で情報を集めて、それを自分に合ったスタイルに変化させる。自分に合ったプランだったので、いわゆる王道の勉強法よりも効率がよく、無理せず続けることができました。やることが変わるたびに勉強法を考えていて、人によっては大変かもしれませんが、僕は大好きでした。どうやって勉強するかに頭を使うことが、結果として物事をどう捉えればよいかに繋がったと思います。僕の勉強法は他の人には活きない唯一のものかと不安でしたが、かなり多くの人に当てはまるものでした。受験時代の経験が活かせて、今は「一人でよかったな」と思っています。

人によってはライバルが必要な人もいるかと思います。強いてあげれば、僕のライバルは自分自身でした。やるもサボるも自分次第。そういう意味ではずっと孤独の戦いでした。ライバルがいた方が頑張れたり、支え合える温かさだったり。とても素晴らしいことだと思います。ただ今回は、「一人であるメリット」について話したかったので、このような内容になりました。

今振り返ると、あの大変な時代を乗り切った戦友は僕にはいません。他の人が塾などで知り合った人と遊んでいる姿を見ると、どこか羨んでいる自分がいるのも事実です。でも裏を返せば、受験時代の経験は自分だけのものです。その時考えたこともアドバイスも全部自分にしかできません。一番自分と向き合ったので、その結果自分を愛せる人になれたのかなとも思います。

受験時代は、良くも悪くも思い出になってしまいます。せっかくなら、振り返ったときに笑顔になれる思い出にしてほしいと思います。もうひと踏ん張り。頑張ってください!

 

p.s. 大学に入ってからは、一人は寂しいです。(友達はいます) 何かいい知らせが届くとよいのですが…

 

明日のブログは、岩瀬担任助手です。お楽しみに!

 

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市川駅前校 担任助手 森優翔

 

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