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2022年 10月 2日 自信のある復習
こんにちは、立教大学社会学部メディア社会学科2年金澤唯花です!
台風が過ぎ去り寒くなったかと思えば昼間はまだまだ暑い日々で着る服に困ってしまいますね。秋は何かと行事が多く、文化祭に球技大会に、色々楽しんできた報告を受付でみんなから聞いて懐かしい日々を懐古することも増えました笑
高校2年生は「受験生として」なんて言葉をぼちぼち耳にしているのではないでしょうか。東進では1,2ヶ月もすれば立派な受験生です。
去年1年生の時に担当していた生徒が気がつけば受験生。時の流れの速さを感じます。歳ですかね笑
ではその受験生はというと過去問や単元ジャンル別の演習を進めていると思います。私はその復習にこだわりを持ってやっていました。私は日本史だったためそれらを例に出しますが、世界史はもちろん理科の記憶すべき範囲にも通ずる話だと思います。もちろん私に合っていたやり方を紹介するのであって必ずしも全員がやりやすいというわけではありません。
復習の方法が定まっていないのであれば学年に関わらず是非参考にしてみてください
私は復習ノートに作成の目的とそれに付随したルールを決めていました。言葉にするとなんだか難しそうですが、実際はそうではありません。
まず目的は「自分の知らないことしか載っていないノート」です。
教科書にはすでに知っている用語も多く掲載されていれば受験に必要なさそうなコラムも載っていると思います。もちろんそれらは必要だから載っているのですが、資料集も合わせると重かったり目的のページにたどりづらかったりと受験生にとってはデメリットも少なくないのが現実です。
わざわざノートを作るのですから、無駄はなくそうと思い作成していました。
これを見ればまだ覚えていないことばかりが目に入るので電車やスキマ時間にさっと勉強するのに便利なアイテムでした。
この目的を達成するために3つのルールを持っていました
①書く基準は「何を知っていたら解けたか」「ほかにも覚えていないことがあるのではないか」
②色ペンは意味を決める(意味なくカラフルにしない)
③基本的には簡潔に、大学対策はわかりやすく
まずひとつめの『書く基準は「何を知っていたら解けたか」「ほかにも覚えていないことがあるのではないか」』
長い解説を読んでいると復習ノートに何を書けばいいかわからなくなるパターンもあると思います。なので読み終わったら「結局何を知っていたらこの問題は解けたのか」を考え記入します。そうすれば次回以降同じミスはしなくなるからです。
ミスした問題はきっと氷山の一角です。つまりある用語を覚えていなかったとしたらその下には覚えていない事柄が多く沈んでいます。それを資料集や教科書を参考に一網打尽にするのです。
例えば、のちに例として出す2枚目の画像の右ページの3という問題。正解はしていますが青で△と書かれているのは曖昧だったけどたまたま正解したという印です。ここでは「咸宜園」が答えでしたがこの問題を解いたことで「広瀬淡窓」について覚えていないことが多いことを知ります。そこで復習ノートには用語集で必要事項調べたものを記入しました。
こういった具合に苦手を見つけ一つずつ潰していく感覚で書いていました。
続いて色ペンに関してです。まずは実際のノートをみてください。
赤シートで消すことのできるピンク橙黄色は用語を書くのに使用していました。ルールを決めていると色に意味があることが染みついてしまい、大学生になった今でも同じルールでないと違和感を覚えるのでそのまま用いています。
黄色と橙については、最重要が橙で年号や優先度の低いものは黄色と分けていました。完全に主観ですがやっていくうちに感覚的にわかってくるものです。
何色までと決める先生がいると思います。もちろん見やすくしようと思って色を使った結果みずらくなる危険性があるのは事実ですが、そういう人に理由を聞かれたときにきちんと説明できるくらい見やすいものであれば問題ないというのが私の考えでした。
実際このルールを使い続けているというのが結果だと思います。
最後に「簡潔に、大学対策はわかりやすく」ですがこちらも画像を見てください
まず簡潔にという点ですが2つ混同している用語があるとします。この場合は「尋常師範学校」と「高等師範学校」です。これらを区別することはいくつかあります。しかしそれらをすべて覚えるのは困難だと判断しました。というより、いくつかある上で重要事項は誰が立てたかということだと考えたため例のように簡潔に済ませました。
1つめの一網打尽にということと矛盾しているかのように思えますが、全て完璧に覚えきることは無理なので本当に自分にとって何が必要なのかを考え、メリハリをつけて学習する必要があるということです。
最後に「大学対策」ですが、過去問演習講座の解説映像や赤本・上位行であれば大学特化の参考書などにこの大学はこの人が出やすい、この学部はこの範囲が出やすいということを言っていたり、分析をして気づいたりすることがあると思います。
例えば早稲田大学であれば大隈重信、加藤弘之、台湾出兵、近世近代の教育史など。法学部であれば明治期に法整備などです。特に加藤弘之は早稲田大学でしか出ないように人物です。
単元であれば右ページ上部に黄緑で単元を書きました。出題頻度の高い問題が集まっているページということになります。次に頻出人物や用語は付箋を利用して目立たせ、少し詳しめに説明を書きました。単元の時と同じようにパラパラとめくったときに目立つのでパッと探しやすいというメリットがありました。
以上が私がこの時期、というか受験期の1月に確立させた復習方法です。受験は迫っていますがまだ終わりではありません。最初にも申し上げましたがこれで、8月模試で6割強、12月模試で82点だった日本史が94点まで伸びました。とくに記憶するべき科目は伸びしろでしかありません。本番に向け頑張っていきましょう!!
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市川駅前校 担任助手 金澤唯花