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2019年 11月 13日 味わう
こんにちは!明治大学文学部文学科の森優翔です。気温はあまり変化がないのに、とても寒くなりましたね。風が冷たいからでしょうか。気温の変化で風を引かないように気を付けてくださいね。僕はホットミルクをよく飲んでいた気がします。そのままだと味がいまいちなので、お砂糖やハチミツを溶かしていました。一緒にチョコをたべると最高ですよ!夜過去問で疲れた息抜きに是非試してみてください!
今回のテーマは「大学での好きな授業」です。僕は英米文学科に通っているので、英文を読んで作者の意見や物語を味わうことが好きです。そんな僕が好きな授業は、“上級英文解釈”です。どういう授業かというと、アメリカあるいはイギリスの小説を読む授業なんですが、“小説を味わう”ことがテーマなのでとても細かいところまでこだわって読んでいきます。英語がそこまで好きではない人や複雑な構造を読み解くことが苦手な人にとっては、とても辛い授業だと思います。最初の授業でとても驚かされました。例えば、英文中に“perfct billingul” というところを訳す機会がありました。受験英語のまま訳してしまったので、“完璧なバイリンガル”と訳しました。個人的には問題は一つもないと思っていましたが、これが大間違いでした。まず指摘されたのは、完璧なバイリンガルとは何か?ということでした。私たちは、日本語でさえ完璧ではありません。知らない日本語は山ほどありますし、間違った使い方だってしてしまいます。それを二か国語分も話せる人は、とてもではないですが想像しがたいです。ここで言いたいことは、二か国語を完璧に操れるということです。用法や語彙の全てを知り尽くしていることではないですよね。なので、“完全な二か国語話者”と訳すとしっくりきます。この後のお話として、単語は複数の意味を持つだけでなく連想して新たな意味を生みだすことがあるという内容に繋がっていきます。perfect billingul が出てくるのが第一文なのですが、ここ一つの訳し方でこの後の内容へのつなぎの質が大きく変わってしまいます。それくらい訳にはこだわるべきなのです。
この時間に言われたのは、「英文を味わってください」ということです。受験英語は速読命でしたが、実は深く読み解いてみると面白さがぎっしり詰まっています。今はまだ味わえなくても、学部・専攻に関わらず大学で英語を味わってほしいと思います。実際、味わうということは、構文が理解できないとできません。複雑でも分解してきれいな形にしてみると、とても読みやすかったりします。読めなくて困っている人は、分解することを意識してみてください。きっとメッセージが伝わってくると思います。受験で終わりではなく、さまざまな角度から自分なりの英語の楽しみ方を見つけてもらえればと思います。
p.s. 担当の先生が可愛らしいからそこもお気に入りポイントどころか、可愛らしさが好きな理由の過半数を占めるといっても過言ではないのは、ここだけの秘密にしておきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
次回のブログは、児島担任助手です。お楽しみに!
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市川駅前校 担任助手 森優翔